転勤で関西を離れてから丸3年。
コテコテの大阪人が
まさか愛知県で暮らすことになるとは。
この地へ転勤するまでの34年間、
近畿圏内しか住んだことがなかったので
人と接する際の距離感から、言葉遣い
会話の内容まで
(関西は、フレンドリーで距離の近い方が多いので)
ものすんごい気を使いました。
今ではすっかり人や環境にも慣れ、
楽しい日々を過ごしています。
そんな私ですが、年に数回
むしょーに故郷(というか関西弁が)
恋しくなる時があり。
漫才とかじゃなく、
一般の人がフツーに話すような
リアルな関西弁が聞きたくなる。
たとえば....
大阪出身である俳優の菅田将暉くんが
たまにぽろっと話す関西弁がすごく好き
( ̄∇ ̄)テヘ
そんな時、ゲオにダッシュして
借りてくる、マイベスト映画。
「セトウツミ」
菅田将暉くん演じる
ちょっとオバカな天然高校生
"瀬戸くん"と
池松壮亮くん演じる
インテリメガネ"内海くん"
「この川で、暇をつぶすだけの
青春があってもええんちゃうんか」
タイプの違う2人の男子高校生が
放課後の河原でひたすら
"しゃべるだけ"の日常映画。
「このポテト、長ない?」
冒頭で瀬戸くんが
食べているマクドナルドの
"ポテトの長さ"に
ツッコミを入れるシーンから
2人のトークは展開していく。
自らの幼少期を振り返れば
土曜日の昼ごはんは
家でラーメンをすすりながら
吉本新喜劇を見て育ち。
価値観や会話の中に
自然と"笑いの文化"が流れ。
ボケ・ツッコミというスタイルは
遠いテレビの世界なんかではなく
身近な友達との会話の中に
自然とあるものだった。
この映画のスゴイところは
スリリングな展開が全くないまま
ひたすらゆるーーく、75分が過ぎてゆく。
そのゆるさがたまらなくクセになり。
何度も見たくなるんです。
DVD借りたの、今回で6度目。
もうそろそろ買おかな。
しょうもないけど、おもしろい。
しょうもなすぎて、笑える。
対照的な2人のあつい友情と、
かみあっていないようで、
絶妙にかみあっている
会話劇が実にいい。
懐かしい、青春時代。
高校時代、楽しかったな~
息子たちにも楽しい高校生活を
過ごしてもらいたいっ。
その頃は関西に帰れているのか?!
それすら未定.....笑。
息子たちは全く関西弁じゃないので
まずはそこから勉強させなアカンな。
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