【適正量】とは?モノの持ち方と、適量の考え方。
こんにちは。整理収納アドバイザーのtomoです。整理収納のお仕事をさせて頂く中でモノが多い御宅や少ない御宅、今まで様々な暮らしを拝見しました。その中で1つ、未だ明確な答えを導き出せていなかったことがあります。それは「適正量」について。家族構成や住まい、ライフ ...
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こんにちは。
整理収納アドバイザーのtomoです。
整理収納のお仕事をさせて頂く中で
モノが多い御宅や少ない御宅、
今まで様々な暮らしを拝見しました。
その中で1つ、未だ明確な答えを
導き出せていなかったことがあります。

それは「適正量」について。
家族構成や住まい、ライフスタイルが違えば
適正量というのも人それぞれ。
どれが正解かなんて、ないのです。
じゃぁ「それぞれの量」って、
具体的に、どれくらいが適正なの?
その答えをずっと、探し求めてきました。
ついに答えというか、適正量に対する考え方の
"ヒント"となるような出会いがありました。

「収納をすごく工夫した家に住む
友人がいるんだけど....行ってみない?」
友人の誘いで、
とある手芸作家さんの御宅を訪ねました。

ご夫婦とお子さんの5人家族。
広いお庭が印象的な2階建てのお家は
創造的な世界観と工夫で溢れていました。

リビングのオープンラックには
本やおもちゃ、雑貨などが飾られ
まるでカフェのような雰囲気です。
収納棚をくまなく開ければ、
モノはかなり多いはずなのに
どこもきちんと整理されている。

「この収納の仕組みにした背景は....」
「この場所に、モノを配置した理由は....」
どこを見ても彼女なりの明確な収納ルールや
"持つべき"理由があって
モノが多くとも、
管理が行き届いていない箇所は1つもなく
細部まで手書きのラベリングがされ
全て丁寧に整理されていたのです。

モノに囲まれた暮らしの成功例を
実際に目にする機会がなかったので
まさに、目から鱗でした。

モノを多く持つことが悪で
モノを減らすことが善なんかではなく
管理する人の「キャパシティ」に合った量こそが、
適正量なのかもしれない。
そうか、だから我が家は
持たない暮らしがベストなんだな


片付けにおいて"自分自身を見つめること"
自分を知るということはとても大切です。
家中の収納を見終えた後、
まるで彼女の「頭の中」まで垣間見れたような
そんな不思議な感覚につつまれました。
「住まい」とは住む人の、
考えがあらわれる場であり
「暮らし」とは住む人の、
知恵そのものである。
収納アドバイザーとして、
また1つ大きな「気づき」を得たと同時に
暮らしを整えることの大切さを、
改めて実感させてもらいました。
MAさん、ご協力ありがとうございました!
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